どうも!
ジョンです!
さてさて、日本でも少しずつではありますが、投資が浸透してきている時代になってきたのではないでしょうか。
- 銀行預金の金利は0.002%ぐらい
- 2019年に金融庁が発表した「老後2,000万円必要問題」
- 増税
- 物価の上昇
- 所得の低迷
などなど、今後の人生に不安を抱えて生きている方がとても増えている時代かと思います。
「このまま今まで通り働いているだけで大丈夫だろうか?今より裕福になれる日は来るのだろうか?」と、不安になる方が正解だと私は思います。
日本の経済がどんどん潤っていくような時代がやってくることは、当分の間は考えにくいでしょう。
そんな不安に加え、
- 2022年度から始まった「資産形成」「投資」の授業
- 厚切りジェイソンさんの本「ジェイソン流 お金の増やし方」がベストセラー
など、そんな背景もある中、安定志向である日本人も投資を始める方、興味を持ち始めた方が大変増えてきております。
お金を増やしていくことを目的に投資を始めるなら、早いに越したことはないですよね?
しかし、いざ投資をしようと思い立っても、「安定志向なのでやっぱり怖い」「ちゃんとわかってから始めたいけど難しくてよくわからない」「保守的な方法を知りたい」などの悩みから投資に踏み切れずにいる方もたくさんおられます。
そこで、そんな方々におすすめしたいのが少額から株式を買うことができる「ミニ株」「単元未満株」です。
「ミニ株」「単元未満株」は、少額から安心して始めやすいだけではなく、スマホアプリで手軽にできることもおすすめポイントです。
今の時代スマホがあればさまざまなことができるありがたい時代になりましたが、もちろん、今回ご紹介する「ミニ株」「単元未満株」もスマホアプリでポチポチとできるものなので、スマホ片手に投資デビューができる時代なのです。
ぜひ最後まで読んでいただき、投資手段の候補としてご検討してみてください。
ミニ株・単元未満株とは?
例えば「s株」・「プチ株」・「ワン株」・「いちかぶ」などの有名どころは、聞いたことがあるという方もおられるかもしれませんが、それらがミニ株や単元未満株と呼ばれるものです。
「ミニ株」「単元未満株」とは、株の少額投資ができるサービスであり、単元株(100株単位)ではなく、単元株数以下から購入できる「株式ミニ投資」「単元未満株式投資」という投資方法で、通称「ミニ株」「単元未満株」と呼ばれています。
本来、株式の銘柄を購入するには単元株数で購入しなければいけません。
単元株とは、取引できる一定量の株数のことで、上場企業の銘柄は基本的に1単元=100株なので、通常は100株単位で購入することになります。
例えば、2023年1月6日時点での日経平均株価は¥25,973.85なので、100株買うとすると100倍の平均約260万円(+手数料)も必要ということです。
極力安い銘柄を例にしてみても、 (株)大和証券グループ本社の株価は¥582ですが、それでも約6万円必要です。
株価5万円の銘柄なら500万+手数料が必要です。
100株単位だとそれなりにまとまった金額が必要になってくるのですが、そこをもっとお手軽に購入できるサービスとして、最近では単元株数以下から購入できるという証券サービスが注目を集めています。
そのサービスが「株式ミニ投資」「単元未満株式投資」です。
【株式ミニ投資】
通称「ミニ株」と呼ばれていて、設定された単元株数の10分の1からの売買取引ができるものを指します。
基本的には、100株に対しての10分の1なので、10株単位ですね。
ただし、最近ではこの定義も薄れてきている気がします。
それは、1単元未満から取引できるサービスは、今では1株から可能な「単元未満株」が一般的になってきていますが、「ミニ株」の方が圧倒的に言いやすくて覚えやすいからだと思います。
「ミニ株≒単元未満株」の意味合いで使われてきているのが実態です。
この記事のタイトルでも「ミニ株≒単元未満株」のニュアンスで「ミニ株」という言葉を使った方が分かりやすいと思いましたので、そうさせていただきました。
【単元未満株式投資】
通称「単元未満株」と呼ばれていて、単元株数に関わらず1株から売買取引ができるものを指します。
10万円単位、100万円単位のまとまった資金が必要な「通常の株式投資」に対し、「ミニ株・単元未満株」であれば、100円単位、千円単位、1万円単位といった少額から取引ができるので、安心して株式投資を始めることができます。
ミニ株・単元未満株のメリット・デメリット
ミニ株・単元未満株のメリット・デメリットを次のように簡単にまとめてみました。
メリット
【ミニ株・単元未満株のメリット】
- 少額からの取引が可能
- 銘柄数の調整ができる
- 銘柄やタイミングを分散して投資できる
- 配当金を受け取れる(企業によっては株主優待も)
- スマホで簡単に取引ができる
①少額から取引ができることで、コストが抑えて株式の知識を身に付けていくことができますね。
これが最大のメリットであり、資産に余裕のない安定志向で保守的な日本人にとってみれば革命的な要素であるというのが私の意見です。
②100株単位より細かく買えるので、銘柄数を自由に調整できます。
③少しの資金でも分散投資ができることで、さらに損失リスクを抑えることができます。
④ミニ株・単元未満株でも通常の株式投資同様、保有している株数に応じて配当金が分配されます。
ただし、株主優待と議決権に関しては1単元(基本100株)以上の保有株数がなければ、その権利はない場合がほとんどです。
⑤スマホアプリを利用すれば、どこにいても簡単に取引ができます。
デメリット
もちろん、デメリットはあります。
莫大な資産をお持ちの方や、株式投資をやり続けている人にしてみれば、今更このようなサービスには必要性を感じないかもしれませんね。
【ミニ株・単元未満株のデメリット】
- 通常の株式投資と比較すると手数料が割高
- ミニ株・単元未満株対象の銘柄しか購入できない
- 原則リアルタイムでの取引はできない
- ローリスクなだけにリターンも少額
- 議決権、株主優待は基本的にもらえない
①手数料は各サービスによって異なりますが、全体的に見ると、通常の株式投資に比べ割高です。
手数料が割高ということは、それだけを基準に考えた場合、株価が安い銘柄ほど、ミニ株・単元未満株には向かない銘柄といえます。
通常の株式投資をされている人であれば、株価が安い銘柄は通常の単元株で購入し、高めの株価の銘柄をミニ株・単元未満株で購入するという使い分けをされている方が多いです。
手数料が高めな証券サービスを選んで、安い株価の銘柄をタイミングをずらして無駄にこまめに取引をするようなやり方を繰り返していると、いくらでも手数料で消えていってしまいますよ!
手数料が高くつくほど馬鹿らしいことはありません。
手数料をうまく抑えられる方法を心掛けましょう。
②通常の単元株の株式投資とは違い、ミニ株や単元未満株の場合は対象銘柄は残念ながら限定されております。
全ての銘柄がミニ株・単元未満株として購入できるわけではなく、証券会社によっても取引できる銘柄は異なります。
でもそれはそれで、初心者にとっては、限定されている方が、必要以上に迷わなくて済むのではないでしょうか。
③ミニ株・単元未満株は原則リアルタイムでの取引はできません。
取引できるのは、1日2~3回の約定のタイミングに限られます。
そのため、デイトレードのようなリアルタイムでの取引はできません。
通常の単元株である株式投資では、株価の変動を確認しながら売買のタイミングを見定めて取引するのが一般的であり、市場が空いている時間であれば、約定のタイミングなど関係なく取引できます。
証券会社が指定している約定のタイミングでしか売買できない点が、通常の単元株との大きな違いでもあります。
④ミニ株・単元未満株はローリスクローリターンのサービスなので、資産をガッツリ増やしていけるものではありません。
⑤ミニ株・単元未満株は基本的に、株主優待や株主総会での議決権はもらえませんが、中には保有株数に関わらず全ての株主が優待を受けられる銘柄もありますので、購入する際に各証券会社、各銘柄について、株主優待の項目をチェックしましょう。
ミニ株・単元未満株に投資するなら売買手数料が安い「株アプリ」がおすすめ
少額から始められるミニ株・単元未満株は魅力的ですが、かつては「手数料がかなり割高」というデメリットがありました。
少額投資ができるサービスを提供していたのは、以前はごく一部のネット証券だけでした。
ネット証券は通常の単価株の場合、手数料が安いという特徴がありますが、単元未満株に投資する場合、最低手数料は税込52円~でした。
例えば1株数百円分買うだけでも手数料で52円とられていました。
そのデメリットの壁が崩れていったのは、2019年に登場したLINE証券やSBIモバイル証券などの「スマホで株取引をすることに特化した証券会社」が次々と参入してくれたからです。
そういったスマホ証券各社が、従来より劇的に安く設定した手数料でサービスを提供してくれたおかげで、一気に少額投資がしやすくなりました。
例えば、LINE証券の「いちかぶ」という単元未満株の場合、「手数料」ではなく「スプレッド」(株価と買値(または売値)の差額)(今はとりあえず手数料みたいなものと思って読んでいただいて大丈夫です)というものになるのですが、それが日中の取引(昼休み時間を除く)なら0.35%なので、仮に300円の1株を買う場合は2円です。
52円の手数料に比べると25分の1以下で済みます。
手数料が安くなっただけではなく、PCツールに引けを取らない使いやすさと、上回る便利さを兼ね備えた完成度のスマホアプリにも力を入れてくれてます。
それが通称「株アプリ」です。
おすすめ株アプリ5選
では最後に、どんな株アプリがあるのか、スマホでミニ株・単元未満株をできる株アプリの中でも、おすすめ5つを簡単に紹介しておきます。
【ミニ株・単元未満株でおすすめスマホ株アプリ】
- LINE証券(いちかぶ)
- SBI証券株アプリ(S株)
- ネオモバ(ひとかぶIPO)|(SBIネオモバイル証券)
- CONNECT(ひな株)|(大和証券グループ)
- ferci(フェルシー)|(マネックス証券)
これらのアプリは、初心者でもわかりやすく、アプリの機能としてもクオリティーが高いです。
まとめ
今回は、「ミニ株」「単元未満株」について、また、それらがスマホで手軽にできる株アプリについてお伝えさせていただきました。
ひと昔前までは、それなりの資金を用意して、リスクを覚悟してパソコンの画面に張り付いて…、株式投資をしたことがなければ、そんなイメージを持たれていた方も少なくはないと思いますが、ミニ株・単元未満株は、ローリスクで安心して手軽に株式投資にチャレンジできるものであり、便利で初心者に親切なスマホアプリも充実しています。
投資への挑戦の壁を突破するには、実にありがたいサービス・ツールなので今回紹介させていただきました。
細かい話はこの記事では控えさせていただきましたが、投資デビューの方法としてぜひご検討いただければ幸いです。
最後まで読んでいただき
ありがとうございました‼
それではまたお会いしましょう。
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